神の至聖所 ~聖書とキリストの啓示より~

 神の臨在(至聖所)の中で開かれる聖書の啓示を紹介します。聖書の日本語訳に疑問を持ったのを切掛けに、プロテスタント、カトリック、ユダヤ教などに学び、終末預言や聖書解釈の記事も載せていきます。栄光在主!

祈りの中で54 ~力ある執り成しの祈り

 祈りの中で示されたこと。

 他の人を愛し、執り成す祈りは、主の御心に合致する心を育てる。それは、はからずも自身の信仰を強め祈りの力を強めることになる。全人類に平等に愛を注がれる御神は、われらにご自身と同じ心を持つようにと願っている。御神と同じ心は、人々を執り成す心から大きく飛躍し、御神の全能の力を体現できる信仰や祈りへと変成(トランスフォーム)する訓練にもなる。「主の祈り」は、全人類への執り成しの祈りだ。御神の心を表現し、その愛を表現し求める祈りである。だから、この祈りをする者たちの信仰力をアップさせ、祈りの力を増幅させ、この世界を変えようと御神は願われるのだ。主イエスの示された大いなる天の門を開く信仰増幅の鍵でもあるのです。マタイ伝5章後半で示された「敵をも愛する愛」と6章前半の「主の祈り」は、この執り成しの祈りにつながっています。全世界で戦争するような人類のために、執り成しの祈りを行い、「御国を来たらせ」「御心の天になる如く地にもなし」「罪を犯す者を赦し」「悪より救い出したまえ」と祈るのです。「主の祈り」は、信仰増幅のための基礎訓練です。われわれの平和を願い愛にあふれる天国を願うための祈りが、その大いなる信仰増幅につながり、御父の心につながるのです。主イエスの示された執り成しの祈りを毎日行い、御父の心に繋がる訓練をするのです。礼拝や祈祷会で、この主イエスの「こう祈れ」と言われた「主の祈り」を忘れてはいけません。「主の祈り」の土台は、次のマタイ5章44、45節の御父の心にあります。それは、われわれの祈りを限りなく強め、驚くばかりの奇跡を垣間見る経験をもたらします。なぜなら、御父の心に近づくのですから。

マタイ5:44,45

「しかし、わたしはあなたがたに言う。敵を愛し、迫害する者のために祈れ。こうして、天にいますあなたがたの父の子となるためである。天の父は、悪い者の上にも良い者の上にも、太陽をのぼらせ、正しい者にも正しくない者にも、雨を降らして下さるからである。」

マタイ6:8,9

「だから、彼らのまねをするな。あなたがたの父なる神は、求めない先から、あなたがたに必要なものはご存じなのである。

だから、あなたがたはこう祈りなさい、………」

記事:主の祈り1,2をお読みください。

主の祈り その1 ~御国を呼ぶ完全な祈り - 神の至聖所 ~聖書とキリストの啓示より~

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