神の至聖所 ~聖書とキリストの啓示より~

 神の臨在(至聖所)の中で開かれる聖書の啓示を紹介します。聖書の日本語訳に疑問を持ったのを切掛けに、プロテスタント、カトリック、ユダヤ教などに学び、終末預言や聖書解釈の記事も載せていきます。栄光在主!

レーマを読み解く10 ~赤ちゃんが成長する

 先に紹介したアテフ メシュレキー神父のメッセージを聞いて、以前に見た幻の意味が解けてきました。奇跡7で示された心臓を主イエスに捧げる幻。そこから少したって、祈りの中で幻を見ました。赤ん坊を抱えるイエス様の姿が見えました。天に心臓を上げたあとに、その心臓が幼子に成長したように見えたのであります。ずっとわからなかった幻の答えが見えました。

 アテフ神父は、3つの誕生があると言っていました。肉の世界で両親から❶肉に生まれ、霊の世界で❷救いの新生(キリストの種を受け)、❸内なる人の形成(胎生)で魂のBreakThroughが起こる。内なる人の胎生から、キリストの誕生につながるのですね。それが栄化につながるのでしょう。神父のメッセージは、固いマナです。しかし、天を開きますと❸隠されたマナを見つけ出し、食することができます。ハレルヤ!この世界には、このような霊的な導師が必要です。 

レーマを読み解く ~黙示録2:17

「耳のある者は、❶その霊が諸召会に言われることを聞くがよい。❷勝利を得る者には、❸隠されたマナを与えよう。また❹白い石を与えよう。その石の上には、それを受ける者のほか、だれも知らない❺新しい名が記されている』。」(回復訳)

❶その霊とは、2:7、1:1(七つの燭台のただ中を歩いている)七つの燭台(教会)の間を歩くご臨在なる方。その霊が諸教会に(我々の教会にも)告げています。まじめに聞くべきです。❷勝利を得る者とは、13節:殉教の信仰を持ち、14,15節:偶像崇拝や姦淫、分派の教えから遠ざかる者です。その者には❸隠されたマナ=み言葉の奥義を与えるとおっしゃっています。また、❹白い(聖い)石が与えられます。法廷では、無罪の場合は白い石、有罪の場合は黒い石が投げられたそうです。白い石は、審判での無罪を表します。以前に石はご臨在であるとお話したことがあります。また、❺新しい名とは、ご臨在の土台に建て上げられる「内なる人(各自のキリスト)」です。メッセージを理解しないとわからないかも知れませんが、アテフ神父が語っていた第3の誕生で生まれた「内なる人」に新しい名が与えられるのです。終末には、否、現世でも与えられる栄光体です。内なる人が胎生し、誕生したなら、❺新しい名が必要なのです。その名は、それを受ける者のほかは誰も知らない名です。過去の自分の名は消え去ります。もはや、過去の罪をサタンに告発されることもないのです。ハレルヤ!

われわれは、内なる人を胎生し、強め、キリストを映す新しい名の者になるのです。ただ主の御声に従っていくのみです。栄光在主!

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