神の至聖所 ~聖書とキリストの啓示より~

 神の臨在(神の至聖所)の中で開かれる聖書の啓示を紹介します。開示できるもののみです。栄光在主!

繁栄の神学の危険性

f:id:AdonaiQuoVadis:20170421023311j:plain

我々の祖先、エデンの園でのアダムとエバ、二人は、園の真ん中に、命の木と善悪を知る木があるのを知っており、それらの木を見ていました。

創世記3:6には「女がその木を見ると、それは❶食べるに良く、目には美しく、賢くなるには好ましいと思われたから、その実を取って食べ、また共にいた夫にも与えたので、彼も食べた。」(口語訳) 

とあります。彼らの目は、命の木の実ではなく、❶食べるに良く、見た目も美しく、賢くなれそうな善悪を知る木の実を見つめていました。われわれは二つのものを見たときに、どちらが好ましいかということを、見た目で判断します。まず目で判断するのです。

主イエスは、マタイ6:21-24で「なぜなら、あなたの❷宝のある所に、あなたの心もあるからである。目は体のともし火である。だから、あなたの❸目が単一であるなら、あなたの全身は光に満ちる.しかし、あなたの目が悪ければ、あなたの全身は暗い。もし、あなたの中にある光が暗ければ、その暗さはどれほどであろう!だれも二人の主人に仕えることはできない.なぜなら、人は一方を憎んで他方を愛し、一方を重んじて他方を軽んじるからである。あなたがたは、とマモン(富)とに仕えることはできない。」(回復訳)

と言っています。私たちの心の❸目が単一であるならば、心の中に光が射して正しく見ることができると言っています。しかし、もしその目が、違う方向に向かうならば、その暗さはどれほどのものでしょう。

われわれはこの世の中で、宝を見つけることはできません。この世にある宝は、すべてちり、あくたのようなものであるとパウロは言っています。

「しかしさらに、わたしはまた、わたしのキリスト・イエスを知る知識の卓越性のゆえに、すべての事を損失であると勘定します.そののゆえに、わたしはすべての事で損失を被りましたが、それらをちりあくたと勘定します.」ピリピ3:8(回復訳)

つまり、この朽ちてしまう世の中のものは、どれをとっても、永遠に残るものではありません。その世の中のものを、求めるのが繁栄の神学です。人がこの世で繁栄を求めるのは、聖書の祝福から見ると間違ったことではありません。しかしその優先順位を間違うことによって、アダムとエバが善悪を知る木の実を食べたように、誤った木の実を見つめて、食べることになるのです。

われわれはまず第一に、命の木の実を取って食べるべきです。それはイエス・キリストの贖いにより御国に入る祝福です。まず、天国を自分のものにすることが、何よりも優先です。しかしその❸単一の目で見つめるのは、天国であり主イエスであるべきです。目を下のほうに向けて、この世を見てしまうときに、❶食べるのに良く、美しく、賢くなれそうな木の実を選んでしまうのです。それは、死をもたらす木の実でした。

主イエスが荒野で40日間の断食をされた時に、悪魔がささやいたささやきと同じです。マタイ4:8-9「悪魔はまた、を非常に高い山へ連れて行き、にこの世のすべての王国とその❹栄華を見せた。そしてに言った、『もしあなたがひれ伏してわたしを拝むなら、これらすべてをあなたに差し上げましょう』。」(回復訳)

悪魔は❹この世の繁栄を見せたのです。そしてそちらに目を向けた時に、こう囁きました。、『もしあなたがひれ伏してわたしを拝むなら、これらすべてをあなたに差し上げましょう』

するとイエスは悪魔に言われた、「サタンよ、退け! 『あなたのを礼拝し、ただにのみ仕えよ』と書かれている」。

まず第一に求めるものは何でしょうか。神の国と神の義です(マタイ6:33)。天国と神の示された義=イエス・キリストです。この世での繁栄などは、御国の祝福に比べれば、塵芥のようなものです。しかし、もし神の国と神の義を第一に求めるなら、それらのものは後からくっついてくるのです。ことさらに祝福や繁栄を第一に求めるのは、他の宗教でも同じです。われわれは祝福や繁栄を求めれば、それを手に入れることができます。しかし、その代わりに大きな代償を払わなければならない危険があるのです。それは、アダムとエバが食べてしまった死をもたらす木の実と同じです。❶食べるに良く、見た目も美しい木の実をまず第一に見つめてしまう人間の弱さ、繁栄の神学の落とし穴です。優先する順番が違うのです。主イエスは、こう言われます。

「まずの王国との義を求めなさい.そうすれば、これらの物はすべて、あなたがたに加えて与えられる。」6:33(回復訳)

祝福や繁栄は、の国との義のあとからついてくるオマケですね。まず、の王国とその義をこの世界に広げなくては...。