今、この星に生きているのだろうか。でも、この世に執着はない。この戦争や人殺しの好きな、煩わしいイヤな人間の世界に関わりたくない。この星に居ながら、天に生きたい。天に生きれば、とても気持ちが楽なのです。
テモテへの手紙二4章 18節
主はわたしをすべての悪い業から助け出し、天にある御自分の国へ救い入れてくださいます。主に栄光が世々限りなくありますように、アーメン。(新共同訳)
主はわたしをあらゆる邪悪な働きから救い出して、彼の天的王国へと救ってくださいます.その方に、栄光が永遠にわたってありますように。アーメン。(回復訳)
釈迦は、瞑想による行から絶対的な平安を得て解脱に至ったと考えられますが、自身の経験からこの世から離れる境地は、虚しいものであり、救いに至る前のひとつの段階でしかありません。キリストは、解脱のあとに来るもっとはるかに大切な境地、天的王国へ入ることを明示しています。ここに真の喜びに満ちた救いがあります。これをまず第一に求めていくようにキリストは言っているのです。
マタイによる福音書/ 06章 33節
何よりもまず、神の国と神の義を求めなさい。そうすれば、これらのものはみな加えて与えられる。