神の至聖所 ~聖書とキリストの啓示より~

 神の臨在(至聖所)の中で開かれる聖書の啓示を紹介します。聖書の日本語訳に疑問を持ったのを切掛けに、プロテスタント、カトリック、ユダヤ教などに学び、終末預言や聖書解釈の記事も載せていきます。栄光在主!

今夕のご臨在 〜ヨナのしるし

f:id:AdonaiQuoVadis:20201211001117j:image

f:id:AdonaiQuoVadis:20201211001142j:image

2020.12.10撮影

マタイ16章

16:1パリサイ人とサドカイ人が来て、イエスを試み、天からのしるしを見せてほしいと求めた。
16:2しかし、イエスは彼らに答えて言われた、「あなたがたは、夕方になると、空が赤いので良い天気になると言い、
16:3朝、空が赤く曇っているので、今日は嵐になると言う。あなたがたは空模様を見分けることを知っているのに、時のしるしを見分けることができない。
16:4邪悪で姦淫の世代はしるしを求めるが、❶ヨナのしるしのほかには、しるしは与えられない」。そしてイエスは彼らを残して立ち去られた。(回復訳)

〜16章4節 フットノート❶
ヨナは、イスラエル人から異邦人に向きを変えた預言者であって、大魚の腹の中に入れられました。彼は三日間そこにとどまった後、出て来て、その世代にとって悔い改めのしるしとなりました(ヨナ1:2,17.3:2―10)。ヨナは、神が民に遣わされた預言者としてのキリストの予表でした(申18:15,18)。キリストはイスラエルから異邦人に向きを変え、三日間、地の中心に葬られ、それから復活し、この世代にとって救いのためのしるしとなられます。ここの主の言葉は、邪悪で姦淫の、ユダヤ的で宗教的な世代に対して、主は彼らへのしるし、最大のしるしとして、死んで復活すること以外に何もされないこと、それは、彼らが信じるなら救われるためであることを意味しています。(回復訳)

ヨナのしるしとは、魚の腹に三日いて、主がヨナを陸に吐き出させたしるしを指しています。ヨナには、もう少し特徴があります。

それは、陸に上がると異邦人のニネベの都市へ遣わされて、王を含めて丸ごとニネベを悔い改めさせたことです。

このヨナのしるしのほかには、しるしは与えられないと言っているのです。