朝の祈りで示されたこと。
朝の慌しい中で急いで祈っていると、心の中に示されたことがある。それはイエスご自身の姿勢であった。イエスは5千人の給食の時、いつも弟子たちが考えることと違うことを語られました。例えば、遅くなったから群集を帰してくださいという弟子の進言に対し、群衆を帰さずに5つのパンと2匹の魚で5千人に給食せよとおっしゃった。そして自らパンや魚を割き群衆を満腹にしたのです。これはまさしく物理学の法則から言えば、考えられない発想でした。また祈りについても寝ることをせず、徹夜で何回も祈ることがありました。時間に縛られない、物質に縛られない。そんなこの世的な 三次元世界での常識では考えられないような行動をとっていました。
それはイエスが、 この世(三次元)には生きておらず。聖霊に従い聖霊の中で、高次元での天国に生きていたからだとわかりました。御霊に導かれ、40日間何も食べずに荒野をさまようこの世の常識を超えた方であった。天国は、三次元世界と違い、物質や時間に縛られることはないのです。
弟子たちはしばしば、イエスのこのような言動に翻弄されました。会計のイスカリオテのユダは、特に計算高い男だったようです。彼は三次元世界に生きていた、天の感覚が理解できない者で、イエスの言動に最も翻弄された人間でありました。彼は天国の真理がわからず、最終的にイエスを見限ったのです。
「信仰とは、望んでいる事柄を確信し、見えない事実を確認することです」(へブル11:1)。「もし、からし種ほどの信仰があったら、この山に、『ここからあそこに移れ』と言えば移るのです。どんなことでも、あなたがたにできないことはありません。」(マタイ17:20)
常識を超える山を動かすような天国の信仰が、天で生きるイエスには常識でさえあるのですね。主イエスは、聖霊の導きで天国を泳いでいるように見えます。
※からし種と成長したからし