深夜の祈りの中で、示された幻
1.モーセは、同胞のためにエジプト人を殺し、ミデアン人の地に逃げた。そこで見た燃える柴の中から”YHWH”の御名を聞いた。モーセの妻はミデアンの祭司エトロの娘チッポラ。ミデアンの地は”land of Shasu of YHW”と呼ばれていた。ミデアン人は、アブラハムとケトラの間に生まれたミデアンの子孫である。
創世記25:1-2
「アブラハムは再び妻をめとった。名をケトラという。 彼女は ジムラン、ヨクシャン、メダン、ミデアン、イシバクおよびシュワを産んだ。」
出エジプト記 3:2
「ときに主の使は、しばの中の炎のうちに彼(モーセ)に現れた。彼が見ると、しばは火に燃えているのに、そのしばはなくならなかった。」
2.ダビデは、ウリヤを最前線に送り死なせ、その妻バトシェバを迎えた罪に悩み、ダビデの幕屋で神に礼拝をつづけた。それは、自身の罪の赦しを願うためにほかならない。そして、祈りぬいて、やっと幻を見た。その幻は、自分の子孫である救世主イエスであった。ダビデの祈りが神に届いた瞬間だった。
詩篇51:17
「神の受けられるいけにえは砕けた魂です。神よ、あなたは砕けた悔いた心をかろしめられません。」
マタイ22:41ー44
「さて、パリサイ人が共に集まっていた時、イエスは彼らに質問して、言われた、「あなたがたはキリストについてどう思うか? 彼はだれの子なのか?」。彼らはイエスに、「ダビデの子です」と言った。
イエスは彼らに言われた、「それではどうして、ダビデが霊の中で彼を主と呼んで、こう言っているのか?
『主はわたしの主に言われた、わたしがあなたの敵をあなたの足の下に置くまで、わたしの右に座していなさい』。」(回復訳)
わたしの主とは、ダビデの末 イエス キリストを指します。そして、ダビデはキリストを霊において幻視し、その救いのわざを見ることができたのです。ダビデもひとつの目を通して、救い主を見ることができたのです。1000代に至る祝福は、キリストを通してダビデにも至ったと信じます。