今、日本に入ってきている「全能神」という宗教について書きます。自称女キリストという中国人の楊向彬を教祖としています。楊向彬の戸籍では、1973年に山 西省大同県西坪鎮に生まれたのに、「雲に乗ってやってきた」と言っています。彼女は199 0年前後、大学受験に失敗し、最初の精神異常をきたしたそうです。その後、彼女は「呼喊派」と言う宗教に入信。1991年の始めに、精神異常が再発しました。彼女は「 自分が霊に感動され、奇妙な現象を夢に見た」と言い始めました。解離性障害か統合失調症(多重人格)だと見とれます。彼女は自分が「神の霊」に 憑依されたと言い、自分が「神」だと言い出します。新興宗教の教祖 趙維山は楊向彬を使えると考え、彼女を自分の権力組織に受け入れました。その後、彼女を自分の愛人にしました。1993年趙維山と楊向彬は河南省開封市で結婚し、楊向彬を女キリストとし「全能神」という新興宗教を作りました。「2012年を人類滅亡の年」と唱え、見事に外れました。この時点で女キリストが偽物であることがわからないのですから、今の信者さんは結構頭がかたいです。2014年5月には、中国山東省で、6人の信徒が布教を拒否した女性を撲殺する事件が起きています。もはや、聖書の基本的な教え「十戒~汝殺すなかれ」すらわかっていません。この人たちは、今、日本にも布教のために入ってきていますが、「全能神」という自分たちの呼称は隠し、隠密で「自分はクリスチャンです」と近づいてきます。ここにこの方たちの問題が見えます。正面切って布教ができない、心のやましさが見えます。一度知り会うとしつこい可能性があるので、気を付けた方がいいと思います。
私もしばらく、日本で布教する全能神の方たちと意見のやりとりをし、その教義の間違いを指摘したりしていますが、議論を繰り返して都合が悪いと最初に説明したことを変えてしまったり、違う説明を始めますので、根本的に真理はありません。女から生まれた者を「雲に乗ってやって来た」と言い替えたりしますから、もはやそこに真理はありません。信仰とは議論ではありません。彼らは共産主義思想の中で教育を受けた方々なので、議論好きです。論理は破たんしているのですが、詭弁や最初に語っていたこととすり替えて説明しだします。他の宗派批判はしたくないのですが、悪霊の類に憑かれた者に騙された多くの中国の方がいるのが、残念で記事にします。彼らはFBなどSNSを使って「全能神」とは表明せずに、一般のクリスチャンを装って、布教しています。日本名を使っていますが、大陸の中国人がほとんどです。偽キリストの危険性については、主イエスも以下のように言っています。
マタイによる福音書第24章23−26節
「そのとき、だれかがあなたがたに「見よ、ここにキリストがいる」、また、「あそこにいる」と言っても、それを信じるな。にせキリストたちや、にせ預言者たちが起って、大いなるしるしと奇跡とを行い、できれば、選民をも惑わそうとするであろう。見よ、あなたがたに前もって言っておく。だから、人々が「見よ、彼は荒野にいる」と言っても、出て行くな。また「見よ、へやの中にいる」と言っても、信じるな」。
使徒行伝1章11節
「ガリラヤの人たちよ、なぜ天を仰いで立っているのか。あなたがたを離れて天に上げられたこのイエスは、天に上って行かれるのをあなたがたが見たのと同じ有様で、またおいでになるであろう」。(口語訳)
注意)以下、全能神関連ブログ
https://www.facebook.com/toGodHeaven.org/?fref=nf&pnref=story
全能神を信じる中国人たちは、こういった偽キリストに対する免疫がありませんし、純粋な人も多いのでしょう。韓国には自分がキリストだと言う人たちが40人以上もいますし、日本でもそんな新興宗教が多いので免疫があります。しかし、中国では、免疫のない方が巻き込まれています。過激な勧誘で、脱会するのが大変なようです。ですから、根気強く彼らに聖書の真理を伝えたいのです。しっかりと本物の神の国の福音を享受し、心の底から真のイエスに目覚めることを祈ります。
霊を見分ける力についてサンダーシングは言っています↓