一昨日、夢を見ました。高い山を登っていました。階段で登っていました。頂上近くで、ガサガサと人間くらいの大ゲジが、藪から出てきました。私の後ろを階段を降りられないように横に塞ぎ、大きな二つの黒い目が、私を食べたいと言っているのがわかりました。階段は急で、下を見ると転がり落ちそうで怖くなりました。慌てて上に進もうとするのですが、前方は雲に覆われ、階段が途切れていて、その先は崖で進めません。後ろから大ゲジがやってきます。雲の中へ階段が繋がっているようにも見えます。私は、大ゲジを飛びこして元来た階段を降りて行こうと思いました。しかし階段を転がり下まで落ちそうです。困って腰が引けた状態で目が覚めました。
どういう意味か聴いてみました。
大ゲジは、世を表しています。二つの目を持ってこの世に心を向けさせるのです。この世を見ると、世は、私を食い殺そうとしています。もし、一つの目で天国だけを見るなら、後ろを見ずに雲に繋がる階段を登ることでしょう。私は、これも恐ろしかった。ペテロが、ガリラヤ湖上をイエスのところまで歩こうとして怖くなった状態と同じです。まだまだです。
私は、この夢でトマス福音書24節の一つのイメージに生きることがどういうことかがわかりました。