神の至聖所 ~聖書とキリストの啓示より~

 神の臨在(至聖所)の中で開かれる聖書の啓示を紹介します。聖書の日本語訳に疑問を持ったのを切掛けに、プロテスタント、カトリック、ユダヤ教などに学び、終末預言や聖書解釈の記事も載せていきます。栄光在主!

終わりの日のしるし 〜金銭を愛する者

1テモテ6章

6:7なぜなら、わたしたちは何一つこの世に持って来なかったし、また❶何一つ持ち出すことはできないからです。
6:8むしろ、❷食物と身を覆う物があれば、それで満足すべきです。
6:9ところが、❸富むことを願っている者は、誘惑とわなと、多くの愚かで有害な願望とに落ち込むのです.それは、人々を破壊と滅亡に投げ込みます。
6:10というのは、❸金銭を愛することは❹あらゆる悪の根だからです.ある人はそれを熱望したために、その信仰から迷い出てしまい、自分自身を多くの苦痛で刺し通しました。

〜9節 フットノート❸
金持ちになりたいという強い欲望をもって。これは富の所有ではなく、富への愛着のことを言っており、この愛着は、むさぼる者を誘惑します。ある者は実際に富んでいます。しかし、ある者は富むことを願っています。この邪悪な願望が彼らを滅亡させ、破壊するのです。

 

6:17この世で富んでいる人たちに命じなさい.すなわち、高ぶった思いを抱かず、不確かな富に望みを置かず、むしろ、わたしたちの享受のために、すべてのものを豊かに与えてくださる神に望みを置くように、
6:18❺善を行ない、良いわざに富み、惜しみなく施し、喜んで分け与えるように
6:19❻将来に備えて❼良い土台を宝として、自分自身のために蓄え、あの真の命を保持するように。

〜19節 フットノート❻
ここの将来とは、次の時代(17節のこの世と対照的に)、(17節)、王国の時代のことを言います。その時、勝利を得た聖徒たちは、主の褒賞を享受します。このために、わたしたちはみな、将来に享受する宝として、この時代に❼良い土台を据える必要があります。

(回復訳)

2テモテ3章

3:1しかし、終わりの日に困難な時が来ることを、知っておきなさい。
3:2なぜならその時、❽人々は自己を愛する者、❶金銭を愛する者、誇る者、傲慢な者、ののしる者、親に逆らう者、感謝することを知らない者、聖くない者、
3:3無情な者、和解しない者、中傷する者、自制心がない者、粗暴な者、善を愛さない者、
3:4裏切る者、無謀な者、高ぶって盲目になっている者、神を愛するより快楽を愛する者、
3:5敬虔を装いながら、その力を否んでいる者となるからです.これらの者たちから離れ去りなさい。

〜2節 フットノート❽
2節から5節(2―5節)に提示された預言的な絵は、非クリスチャン社会の邪悪な状態ではなく、第2章20節(2:20)で述べられた大きな家、衰退したキリスト教の堕落した状態を描いています。これは、5節(5節)の「敬虔を装いながら」という言葉で証明されます。非クリスチャンは、外側の敬虔のかたちさえも持っていません。

(回復訳)

終わりの日に困難な時が来ます。キリスト教界で❽人々は自己を愛する者、❶金銭を愛する者、、、敬虔を装いながら、その力を否んでいる者になると言っています。

聖書の聖言は、❷食物と身を覆う物があれば、それで満足すべきなのですね。

自身がそのように生きられるか?主よ、あなたを第一とし、イバラが生えないように導いてほしいのです。

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