みなさんは、 ジョン デンバーのカントリーロードという歌を知っていますね。
同じくロッキーマウンテン ハイも、ジョンを有名にしたヒット曲です。
この歌は、彼の自らの新生体験を歌詞にした歌だと言われています。聴いてみて下さい。

https://youtu.be/eOB4VdlkzO4?si=cF1K15Xgkt9nPztY
和訳をさがしましたが、ひどいのばかりなんで(びっくりして) 歌詞を(意味が少しはわかるように)私訳してみました。
1 (新生の経験)
彼は27歳の夏に新生したんだ
まだ行ったことのない故郷に帰ったのだ
彼は過去に別れを告げた
生まれ変わったのだと あなたは言うかもしれない
どんな扉でも開けられる鍵を見つけたのかもしれないと
2 (山に来たときの状況)
彼が初めてその山に来た時
人生について迷っていたんだ
1曲の歌をずっとうたいながら道を進んだ
でも 彼の弦はすでに1本切れていた
しかし彼は全く気にしなかった
弦を早く換えたって 長くは持たないからだ
*コーラス
ああ、コロラド、ロッキー山脈よ 奇峰よ
大空に炎が雨のように降るのを見た (ペルセウス座流星群のこと)
星の輝きは子守唄よりも優しく
ロッキー山脈よ 奇峰よ
3 (孤独)
彼は大聖堂のような山に登り 銀色に輝く雲を眼下に見た
彼は見渡す限りのすべてのものを見た
みんなは彼を気が狂ったのだと言い
彼は太陽に触れようとしたのだと言う
彼は友を失ったが 友との思い出は忘れなかった
4 (求道)
今、彼はたくさんの森や川々の間を一人静かに歩いている
一歩一歩ごとに恵みを探しながら
彼の視点は内なる心に向けられ 理解しようと試みる
青く澄みきった山の湖の静寂を理解しようと
ああ、コロラド、ロッキー山脈よ 奇峰よ
大空に炎が雨のように降るのを見た
神に話しかけて 何気のない応答に耳を傾けろ!
ロッキーマウンテンハイ
5 (環境破壊について)
今では彼の生活は不思議に満たされているが
まだ心には少しの恐れがある
理解できない単純なことへの恐れ
なぜ彼らは山を引き裂こうとしているのか
もう二、三人 もっと 人々を入れるため 土地にももっと傷跡をつける(当時の開発による環境破壊を指す)
ああ、コロラド、ロッキー山脈よ 奇峰よ
大空に炎が雨のように降るのを見た
一羽の鷲が空高く飛ぶのを見なかったら
彼はもっとあわれな男になっていただろう
ロッキーマウンテンハイ
ああ、コロラド、ロッキー山脈よ 奇峰よ
大空に炎が雨のように降るのを見た
友はキャンプファイヤーを囲み みなが高揚している
ロッキー山脈よ 奇峰よ
ロッキー山脈よ 奇峰よ
ロッキー山脈よ 奇峰よ
〜私訳
この歌は、ヒット曲「Country Roads(故郷へかえりたい)」から約2年後の1972年に、ジョン デンバーが作った歌です。その歌詞には、彼がそれまで経験したことが書かれています。挫折、歌い続ける想い、新生、そして大自然、神への崇敬の気持ちが自伝的な物語として描かれています。
この歌について、ジョンは、こう説明しています。
「僕らはペルセウス座流星群を見に行ったんだ。まるで火の玉が空を横切ってるようで白い尾まで見えるようだったし、シューという流星の音まで聞こえるようでね!圧倒的な美しさに心を奪われたんだ!そのときの体験がもとになって魂の自由や大自然の中に存在する歓喜の気持ちを歌おうと思ったんだ。」
そんな体験をヒントに、彼は約9ヶ月をかけて「Rocky Mountain High」を完成させました。
当時、数ヵ月に渡ってアメリカ各地のラジオ局からこの歌が流れ続けていました。
彼もロッキーの奇峰で神にあったのでしょう。
ps.標高2,400mの乗鞍近くでの彩雲と異象を思い出す。
たくさんの森や川々の間を行く 一歩一歩に神の恵みを見たのだ。


天使が顔を出したかな 2017.1.2撮影
https://adonaiquovadis.hatenablog.com/entry/2017/01/02/211635