トランプ大統領、ナイジェリア介入を示唆
X記事より
ナイジェリアで進行中のジェノサイド、継続する宗教的・民族的暴力、そして安全保障危機があることをご存知ですか?
アニー・レノックス OBE、ダム・エマ・トンプソン、ワルシ男爵夫人、ケイト・ヘンショウ、ウーリー卿らとともに、行動を呼びかける声に賛同してください… 目を背けないで - 行動を起こしてください。
英国政府が英国-ナイジェリア外交政策で人権を優先するよう求める請願に署名を:stopnigeriagenocide.com ぜひシェアしてください。 #StopNigeriaGenocide #NigeriaAt64 #BlackHistoryMonth #NigeriaIndependenceDay


https://x.com/sholamos1/status/1841015292190691455?s=46
◾️被害の概要
2025年上半期(1月~8月頃)だけで、約7,000人のキリスト教徒が殺害されたと推定されています。これは1日あたり約35人、年間で世界のキリスト教徒迫害死の80%を占める規模です。2009年以降の累計では、52,000人以上のキリスト教徒が死亡、19,000以上の教会が破壊・閉鎖されたと報告されています。
◾️主な事件
• 2025年6月13-14日(Yelwata村、ベヌエ州): フルベ族の武装勢力200人以上がカトリック中心の村を襲撃。270人以上が殺害され、家屋が焼き払われました。ナイジェリア軍は事前警告を受けていたにもかかわらず介入せず、政府の共謀が疑われています。
• 2025年7月15日(Bindi村、プラトー州): フルベ族武装勢力100人以上がキリスト教徒の農村を攻撃、27人(女性・子供含む)が死亡。
• 最近の国際的注目: 2025年10-11月、米国のビル・マハー氏やドナルド・トランプ大統領がこれを「キリスト教徒ジェノサイド」と公言。トランプ氏は11月1日、ナイジェリア政府に「キリスト教徒の虐殺を止めなければ、米軍が介入する」と脅迫しました。これに対し、ナイジェリア政府は「宗教的ジェノサイドではない」と否定し、米国の支援を歓迎する姿勢を示しています。
◾️歴史的・社会的背景
ナイジェリアはアフリカ最大の人口国(約2億2,000万人)で、北部がイスラム教徒中心、南部がキリスト教徒中心の多民族国家です。紛争の根は1960年代の独立以降に遡りますが、近年は以下の要因が絡み合っています。
◾️民族・宗教対立の深化
⚫︎フルベ族(Fulani)と農民の衝突
フルベ族は遊牧民(主にムスリム)で、気候変動による干ばつで南下し、定住農民(主にキリスト教徒)の土地をめぐる争いが激化。フルベ族武装勢力(一部はイスラム過激派)が村を襲撃し、キリスト教徒を標的にするパターンが繰り返されています。Genocide Watchはこれを「ジェノサイドの兆候(段階4-7)」と分類し、組織的抹殺意図を指摘。
⚫︎ボコ・ハラム/ISWAPのテロ
2009年以降、北東部でイスラム過激派がキリスト教徒や学校を攻撃。2025年もISWAPが教会を爆破する事件が相次ぎ、3.3百万人のキリスト教徒が国内避難民(IDP)となっています。
◾️資源・環境要因
• サヘル地域の砂漠化で牧草地が減少し、土地争いが暴力化。政府はこれを「農民-牧畜民の衝突」と矮小化しますが、人権団体は宗教的動機(イスラム拡大)を強調。
• 政府・国際対応の失敗:
• ナイジェリア政府の責任: 腐敗と軍の無能が問題視され、攻撃を「環境紛争」と呼んでテロ指定を避けています。2025年9月、ティヌブ大統領は「宗教的ジェノサイドの主張は誤り」と声明。
• 国際社会: 米国ではクリス・スミス議員が「ナイジェリア宗教自由責任法2025」を提案し、制裁を求めていますが、バイデン政権時代は「国別懸念国(CPC)」指定を避けました。トランプ再選後、軍事圧力が強まる可能性。
◾️「ジェノサイド」か否かの論争
⚫︎ジェノサイド派の主張(Genocide Watch、ICC、Open Doors)
攻撃の標的がキリスト教徒中心で、教会破壊や集団殺戮が組織的。国際刑事裁判所(ICC)基準で「ジェノサイド」に該当。
⚫︎否定派の主張(ナイジェリア政府、Al Jazeera)
暴力は両方向性で、ムスリムも被害者。宗教より土地・資源争いが本質で、「ジェノサイド」呼称はプロパガンダ(例: 米右派の政治利用)。データ上、キリスト教徒のみが標的ではない。
これは、無秩序に行動するテロリストの仕業という側面が見える。
下の画像は、武器を持った暴走族に見える。

https://x.com/unlimitedeniola/status/1984666926186922256?s=46
⚫︎中立的見解
紛争は複合的だが、キリスト教徒の被害が顕著。国連やアムネスティは政府に調査・起訴を求めていますが、国際メディアの沈黙が問題視されています。
◾️トランプ大統領への訴え

https://x.com/behizytweets/status/1984324904913952794?s=46
11月1日、トランプ大統領は、ナイジェリアへの介入を示唆しています。

もしナイジェリア政府がキリスト教徒への殺害行為を容認し続けるのであれば、アメリカ合衆国はナイジェリアへのあらゆる援助を即座に停止し、場合によっては、今や汚名を着せられたこの国に「武力行使も辞さない」覚悟で介入し、これらの恐ろしい残虐行為を働いているイスラム過激派テロリストを徹底的に殲滅するだろう。
私はここに、国防総省に対し、起こりうる事態に備えるよう指示する。もし攻撃を行うことになれば、それは迅速かつ容赦なく、そして痛快なものとなるだろう。ちょうどテロリストの凶悪犯たちが我々の愛するキリスト教徒を攻撃する時のように!警告:ナイジェリア政府は迅速に行動を起こすべきだ!
〜厳しい言葉だ
第五封印=迫害 が開かれている。
「小羊が第五の封印を開いたとき、神の言葉と自分たちがたてた証しのために殺された人々の魂を、わたしは祭壇の下に見た。 彼らは大声でこう叫んだ。「真実で聖なる主よ、いつまで裁きを行わず、地に住む者にわたしたちの血の復讐をなさらないのですか。」 すると、その一人一人に、白い衣が与えられ、また、自分たちと同じように殺されようとしている兄弟であり、仲間の僕である者たちの数が満ちるまで、なお、しばらく静かに待つようにと告げられた。」
ヨハネの黙示録 6:9-11 新共同訳
https://bible.com/bible/1819/rev.6.9-11.新共同訳