久しぶりの金曜日の休日で、今日は何をしようか朝祈ると、ラジコンヨットをやってよいとの御声を聞き、えっ?と思いましたが、昔買ったヨットを持って近くの池へ行きました。しかし、いざヨットを走らせると強風のためコントロールを失い、しばらくすると右へ流されて行きます。どんどん遠くなり、岸から20mほど離れたところへ進むと、そのうちに水が入ってきたのか、船首から沈みだしました。
やってしまった!そう思った時には、ヨットは池の底に見えなくなってしまいました。緑に濁った水の中に、すっかり消えてしまいました。しかし、なぜか平安がありました。私は車に戻り、釣竿を持ってきて「主は、釣った魚の口から銀貨を出す方だ」(マタイ17:27)と思いながら、ラジコンヨットの沈んだあたりめがけて、仕掛けを付けた錘を振り投げました。あれ、針が引っかかって動かない。根掛かりしたみたいだ。あぁ、やっばり無理か。糸を切って帰ろうと思って、ゆっくりとリールを巻きました。ビクともしない。しかし、また、「主は、釣った魚の口から銀貨を出す方だ」と思いながら釣竿を握って池の側に立っていました。しばらくすると、池から泡がでてきて、ゆっくりと糸が動き出しました。次第に釣り糸がリールに巻き取られます。泡を出しながら何かひっかかったものが近づいてくる。一投目で引っかかったのだからきっと根がかりした葦か枝だと思い、ゆっくりと手繰り寄せました。近くで工事をしていた人たちが大物がかかったと言って、見物しだしました。糸を近くに手繰り寄せると、何か白いものが見えてきました。まさか、一投目でヨットを釣り上げるなんてありえない。しかし、白い帆が見えてきたのです。やった!池に沈んだヨットがゆっくりと上がってきたのでした!見ていた人たちも驚いたようです。奇跡だと思いました。主は、釣った魚の口から銀貨を出されたのです。主の御ことばのあとで神の平安が訪れていた理由は、これでした。ヨットは、無事に戻ってきたのです。それも何ひとつ壊れず動作する状態で戻りました。主の奇跡力には、いつも驚かされます。いつも、助け示してくださる主に感謝です。
*一投目で釣り上げた、池の底のヨット