X(旧Twitter)は、2025年11月20日頃から、ユーザーのアカウントが拠点とする国や地域をプロフィールにラベル表示する新機能を段階的に導入しています。

https://x.com/surumelock/status/1992529204957839751?s=46


https://x.com/superwangbadan/status/1992490757618606486?s=46
◾️チャイナではX禁止
中国本土では、2009年頃からグレートファイアウォール(Great Firewall)と呼ばれる国家レベルのインターネット規制によりブロックされており、直接的なアクセスや投稿はできません。 中国政府は、X、Facebook、Google、YouTubeなどの海外プラットフォームをブロックし、国内のWeibo(微博)やWeChat(微信)などの代替サービスを推奨しています。これにより、情報の流れをコントロールし、国内の政治・社会的な議論を監視しています。
◾️チャイナ発信なら偽アカ?
つまり、中国本土から自由にX投稿できるのは、政府・党組織、公的機関、研究機関などの特権層のみ。これらのアカウントは、公式外交アカウント(例: 中国外交部、駐日大使館)や「外宣」(海外向けプロパガンダ)として、政府が雇った偽アカウントが主流です。
◾️投稿の出所を明確化
偽アカを見破るためにも、X(旧Twitter)は、2025年11月20日頃から、ユーザーのアカウントが拠点とする国や地域をプロフィールにラベル表示する新機能を段階的に導入しています。この改訂は、投稿の出所を明確にし、誤情報の拡散を防ぐことを主な目的としています。以下で、機能の詳細、確認方法、影響、懸念点などを詳しく説明します。
◾️機能の概要
• 表示内容: アカウントの所在地(例: 「アカウントの所在地: 日本」)。これは国レベルまたは広めの地域単位で示され、個人の住所や詳細な位置情報は特定されません。
• 判定基準: Xのアルゴリズムが、IPアドレス、投稿パターン、アプリ取得経路(App Store/Google Play)などを基に推定します。完全に正確なものではなく、参考情報として提供されます。
• VPN使用の可能性が高い場合、「!」マークや「国または地域名は正確ではない可能性があります」という注意文が表示されます。
• 将来的にVPN使用の有無を明示的に表示する検討も進んでいます。
• プライバシー配慮: 発信にペナルティがある国(例: 言論統制の厳しい地域)のユーザー向けに、地域のみを表示するオプションが実装予定。オプトアウト(非表示選択)は現在なく、全ユーザー対象です。
この機能は、Xのプロダクト責任者Nikita Bier氏が2025年11月23日に自身の投稿で告知し、来週中(11月下旬〜12月初旬)に調整を完了させる方針です。
◾️確認方法
1. 対象アカウントのプロフィール画面を開く。
2. 「YYYY年MM月からXを利用しています」という登録日部分をタップ(またはクリック)。
3. 「アカウントについて」のセクションに、所在地ラベルが表示されます。
一部のアカウント(例: 国会議員や公式アカウント)では、まだ表示されていないケースもありますが、段階的に拡大中です。
• 目的: フォロワーが投稿の信頼性を判断しやすくするため。なりすましや外国からの工作アカウントを炙り出しやすくし、コミュニティノート(誤情報訂正機能)と並ぶ「偉業」との評価もあります。
• 情報の透明性向上: 海外発の投稿を識別しやすく、誤情報やステマ(ステルスマーケティング)を減らす。
• ユーザー判断の助け: 例として、NHK公式アカウントが「アメリカ」と表示され話題に(VPN使用の可能性が高いため)。
• グローバルな議論の質向上: 投稿者の拠点がわかると、文化・政治的な文脈を考慮した解釈が可能。
◾️懸念点
• 不正確さのリスク: VPNやプライベートリレー(iPhone機能)使用で誤表示が発生。海外在住者や駐在員が「本当の場所」と疑われやすい。
• プライバシー・安全面の懸念:
• ヘイトや差別増加: 国籍を理由にした攻撃(例: 「この国の人だから偏った意見」)の可能性。
• 表現の自由への影響: 言論統制国在住者が特定され、危険にさらされる恐れ。
• 過激な反応: 導入直後から「世界大戦来る」「陰謀論エスカレート」などの煽り投稿が増え、ネット上で「お祭り状態」に。
• 対応策の提案: VPN使用時は居住国に近いサーバーを選ぶか、一時オフに。
• 詐欺投稿など、発信国から偽アカを確認し、騙されないよう心がけることが大切です。
注意:まだ12月まで調整中のようです。