神の至聖所 ~聖書とキリストの啓示より~

 神の臨在(神の至聖所)の中で開かれる聖書の啓示を紹介します。開示できるもののみです。栄光在主!

ムハンマドの会った天使 ~天使なのかジンなのか

イスラム教の創始者ムハンマド(マホメッド)の会った天使

 「アラビアのヒジャーズ地方の町マッカ(メッカ)の商人であったムハンマドは、40歳の頃(西暦610年頃)に、迷うところがあってしばしばマッカ郊外のヒラー山の洞窟で瞑想していた。ある日の瞑想中に突然、❶大天使ジブリール(ガブリエル)が彼のところにあらわれ、神から託された第一の啓示を与えた(この最初の啓示時期はラマダーン月のライラトルカドルという説がある)。

❷はじめムハンマドはこれをジン(魔人)に化かされたものかと思い怖れたが、やがてこれを真に神から与えられた啓示と信じて、自ら啓示を受け取って人々に伝える使徒としての役割を務めることを決意した。そうして啓示はムハンマドが死ぬまで何回にも分けて下された。

ムハンマド自身は❸文盲であったため、彼を通じて伝えられた啓示はムハンマドと信徒たちの暗記によって記憶され、口伝えで伝承され、また書記によって記録され伝承された。」(ウィキペディアより クルアーンについて)

ムハンマドは、悩んで洞窟に入り瞑想したとあります。彼が、悩みを抱えたとき、神を求めて瞑想したのは、信仰心のある人物であることがわかります。そして、洞窟に天使が現れます。しかし❶天使が現れるのは、気を付けなければなりません。悪魔は、もともと天使だったので、人をだますときに「光の天使」になりすますことがあるのです。「なぜならサタン自身、光の天使に偽装するからです。」(Ⅱコリント11:14) サタンは、90%の真理を語り、10%の嘘を入れますので、世の宗教家はよくだまされることは、以前にお話ししました。

💛重要)霊を見分けよ!~霊界参入に伴う危険について SS2 - 神の至聖所 ~聖書とキリストの啓示より~

いろいろな異なる宗教の創始者は、多くは天使やキリストの使徒や預言者のようなものに会っているのです。ムハンマドの会った天使が、本当に天使であったかどうかは、これだけでは、わたしにはわかりません。

しかし、天使を見たときに、最初にムハンマドは「❷ジン(魔人)に化かされたものか」と思い怖れたとあります。彼には天使なのかジンなのかを検証するすべがなかったと思います。なぜなら、彼は❸文盲で、聖書の話は聞いてよく知っていましたが、書物を調べることができなかったからです。その後、彼の受けた啓示は、仏教のように、しばらくの間、口伝で弟子たちに伝えられたとあります。

以前に記事にしたように、ムハンマドの啓示は、偶像崇拝に対する強い嫌悪があります。これは旧約聖書と合致します。しかし、イスラム教徒が巡礼するカーバ神殿には、隕石が置かれていて、彼らは、その隕石をまつってあるのです。隕石は、「アッラートの『御神体』とよばれ、天然ガラスである黒曜石(もしくは隕石由来のテクタイト)でできていると言われており、アニミズム時代は「月からの隕石」と信じられていた。現在この黒石は、カアバ神殿の東南角に丁重にはめ込まれており、イスラームの巡礼であるハッジにおいてこの石に触れることができれば大変な幸運がもたらされると、イスラーム世界では信じられている。」(ウィキペディア 「カアバ」より)

イスラム教を布教している方と遣り取りしてきましたが、この黒石は偶像ではない聖なる神具のようなものだと言いました。しかし、この黒石が彼らにはとても大切な物であることに変わりありません。

イスラムの方には、ムハンマドや彼のコーラン(クルアーン)は、絶対であり、それを受け入れない者は背教者(敵)になります。コーランクルアーン)を読んでいますが、ダビデ詩篇やソロモンの箴言に似ていてとても霊的なものです。しかし、疑問があります。メッセンジャーである天使が語ったにしては、最初のアル・ファーティハから、主体が「わたしたちは....」「わたしたちを....」となっています。❶天使ガブリエルは、神の伝言役です。聖書では、預言者など救い主の「誕生」を伝える天使であり、終末の審判に絡む仕事をしている天使です。どうして「わたしたちを導き給え」と言ったのでしょうか。ダビデが作った旧約聖書詩篇の一節のように思えてなりませんが、天使が語ったのでしょうか。ムハンマドが作った詩なのでしょうか、教えてほしいので、いろいろなムスレムの方に質問しますが、「クルアーンを読め」と言うだけでまともな答えをしてくれません。クルアーンには、「❹クルアーンは絶対正しいし、クルアーンについて疑ったり、議論をするな」と戒めているためです。しかし、そのために、預言者であるムハンマド自身が、最初に感じたと話していたように、クルアーンを語った天使は本当に「❷ジン(魔人)」であり、彼が言うように「ジンに化かされた」のであったら、だれも疑ったことがないのですから、たくさんの方がだまされたことになってしまいます。もしそうなら大変恐ろしいことです。また、クルアーンには、「聖書は悪者により改ざんされている」とあり、ムスレム(イスラム教徒)の方は、聖書を読まない傾向があります。しかし、死海文書が発見されたことにより、その羊皮紙の旧約聖書から、ムハンマドまで600年以上改ざんされていないことがわかりました。

創世記には、アブラハムは、神と直接対話し、ときにはソドムやゴモラを滅ぼさないように長時間、神に談判(議論)しています。そのとき、神は忍耐をもって応答し、譲歩してくれました。出エジプト記で、モーセも、イスラエルを救いだせという言葉に、「わたしが、何者ですか?」「わたしは、口が重く、舌も重い者です」と神に尋ねています。そのとき、神は忍耐をもって、丁寧に応答し、疑問に答え指示してくれています。

神の語りかけは、心の深いところに直接来ます。神の声を聞いた預言者が、「主はこう言われた...」と語ることはありますが、天使の口から膨大な量の教典を伝えることは、旧新約聖書には出てきません。

天使が「この啓示や❹クルアーンについて疑うな。決して議論するな」と言うのは、本当に神が❶ガブリエルを通して言ったことなのでしょうか?あの膨大な文章を「これは、正しいから疑うな」とあるから、正しいとするなら、何の根拠もなく、検証もできていないことになります。人は、その時点で思考停止してしまいませんか。教えてほしいものです。

キリスト者は、聖書の句がわからなければ、その意味を探り、奥義を解き明かします。ムスレムの方も、❶ジブリール(ガブリエル)の言った話が、人生をかけて信じるに値するかを検証し、その中に間違いがないかを探るべきです。もし、10%の間違いがあれば、それは、ムハンマドが最初に感じたように、ジン(魔人)が語ったものかもしれません。

紀元600年代当時、ムハンマドイスラム共同体は、敵対者マッカなどと戦い、その勢力を広げていきました。これは、当時自分たちを殲滅しようとする敵に対し、生存をかけた戦いをしたからです。キリスト教徒も同じで、十字軍のように侵略戦争を繰り返しています。しかし、教祖であるムハンマド自身は、戦いを指揮していたことです。

十字軍のような戦闘行為については、イエス キリストは、戦うな、「汝の敵を愛せよ」と教えていました。それに従わない背教者が、十字軍を派兵したのです。また、アメリカやロシアのように軍事力で悪さするキリスト教国も、間違いなくイエスの教えに反しています。旧約の時代は、悪霊に憑かれた民族を聖絶する場面がありましたが、それは、悪霊追い出しができない時代だったからです。新約では、イエスの御名によって悪霊が出て行くので、聖絶はなくなりました。しかし、イスラム教では、教祖自体が戦争したのです。ここから、クルアーンの教えが、イエスの教えに反して戦闘的であることがわかります。もし、神がご自身の形に作られた「人」を殺すことや人の過ちを許さない教えなら、そこに神の愛はありません。背教者がいたとしても、ジハードのためなら剣による殺人をするようなことを神が許可するのでしょうか。もし、自爆テロで無差別殺人を容認するなら、まず最初に指導者が純真なイスラム教徒自身を殺すことになります。神がご自身に似せて作られた人間を殺すことを正当化してしまうことこそ、背教であるはずです。

ジブリールと名乗る者の語りかけに対してムハンマドが最初に感じたように、ジン(魔人)に化かされたかもしれません。そうすると、この教えは人殺しを容認した宗教と同じ類いからの出自になるかもしれません。

しかし、このクルアーンについては、偶像崇拝への強い拒否があり、この部分でイスラムへの神の許容があるようにも感じています。

どんな宗教でも、その教えからはずれるようなこと、仏教国でも軍隊を持ち、キリスト教国も戦争を続けて、正しいことをやっているとは言えません。そこに多くの偽りや不理解を含んでいます。しかし、人を殺すことを容認する教えは、すでに基本の十戒からも外れています。

 

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ムハンマドの洞窟