神の至聖所 ~聖書とキリストの啓示より~

 神の臨在(至聖所)の中で開かれる聖書の啓示を紹介します。聖書の日本語訳に疑問を持ったのを切掛けに、プロテスタント、カトリック、ユダヤ教などに学び、終末預言や聖書解釈の記事も載せていきます。栄光在主!

昼のご臨在 〜エル・ロイ

今日も見守ってくださるご臨在があります。確かに主を感じるのです。

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天国からたくさんの方が見ています。

創世記16章 13節

そこで、ハガルは自分に語られた主の名を呼んで、「あなたはエル・ロイです」と言った。彼女が「ここでも、わたしを見ていられるかたのうしろを拝めたのか」と言ったことによる。 (口語訳)
ハガルは自分に語りかけた主の御名を呼んで、「あなたこそエル・ロイ(わたしを顧みられる神)です」と言った。それは、彼女が、「神がわたしを顧みられた後もなお、わたしはここで見続けていたではないか」と言ったからである。(新共同訳)

そこで、彼女は彼女に語られたエホバの御名を、「 あなたは、ご自身をわたしに啓示されるです」と呼んだ.  なぜなら彼女は、「ご自身をわたしに啓示された後もなお、わたしはここに生きているのか?」と言ったからである。(回復訳)

そこで、彼女は自分に語りかけられた主の名を「あなたはエル・ロイ」と呼んだ。それは、「ご覧になる方のうしろを私が見て、なおもここにいるとは」と彼女が言ったからである。(新改訳)

そこで、彼女は彼女に語られたエホバの御名を、「 あなたは、エル・ロイ(見るエル)です」と呼んだ。なぜなら彼女は、「私は、(私を)見る方を凝視したのに、ここにまだ(生きて)いるのか?」と言ったからである。(私訳)

 

なぜ、こんなに訳が違うのだろう?ハガルは、エホバの御使と話した後に、「あなたは、エル・ロイ(見るエル)です」と語りました。それは、御使を通して預言された生まれてくるイシュマエルの未来について啓示されたことで、エホバが見守ってくださることがわかったからです。エジプトから来た異邦人であるハガルは、エホバの御使を見たので死んでしまうと思って、「ここにまだ(生きて)いるのか?」と言ったのでしょう。アブラハムの子を宿したゆえに、女奴隷のハガルでさえ憐れまれた主は、御使を遣わしました。ハガルは、息子についてイシュマエル(エルは聞く)と名づけるように指示されました。(創世記 16:11)

神は、聞き、見るお方です。