神の至聖所 ~聖書とキリストの啓示より~

 神の臨在(至聖所)の中で開かれる聖書の啓示を紹介します。聖書の日本語訳に疑問を持ったのを切掛けに、プロテスタント、カトリック、ユダヤ教などに学び、終末預言や聖書解釈の記事も載せていきます。栄光在主!

天の御座の主とキリストを礼拝せよ1 〜真の礼拝とは

ヨハネは、幻を見、黙示録(啓示録)の中で、霊的に未来を見ました。そこでは、天の御座の前で礼拝が行われていました。

ヨハネ伝4章

4:24神は霊であるから、彼を礼拝する者は、❶霊と真実の中で礼拝しなければならない」。(回復訳)

❶霊と真実の礼拝とは、どのように行われているのでしょう。

啓示録4章

4:2直ちに、わたしは❶霊の中にいた。すると見よ、❷御座が天に据えられていて、その御座に座している方がおられた。
4:3座している方は、碧玉や赤めのうのようであり、また御座の周囲には、緑玉のように見える虹があった。
4:4御座の周囲には❸二十四の座があり、その座には二十四人の長老たちが白い衣をまとい、頭に金の冠をかぶって座していた。
4:5御座からは、❹いなずまと声と雷鳴とが発している。そして❺🔥七つのともし火が、御座の前で燃えていた。この🔥七つのともし火は、神の❻🔥七つの霊である。
4:6御座の前には、水晶に似た、ガラスの海のようなものがあった。御座の中央と御座の周囲には、前も後ろも目で満ちた四つの生き物がいた。
4:7第一の生き物は獅子のようであり、第二の生き物は子牛のようであり、第三の生き物は人のような顔を持ち、第四の生き物は飛ぶわしのようであった。
4:8その四つの生き物は、それぞれ六つの翼を持ち、周りも内側も目で満ちていた。彼らは昼も夜も休みなく言った、❼「聖なるかな聖なるかな聖なるかな。主なる神、全能者、昔おられ、今おられ、やがて来ようとしておられる方」。
4:9四つの生き物が、御座に座している方に、永遠にわたって生きている方に、❽栄光と尊貴と感謝とをささげると、
4:10二十四人の長老たちは、御座に座している方の御前に❾ひれ伏し、永遠にわたって生きている方を礼拝する。そして、御座の前に彼らの➓冠を投げ出して言う、
4:11⓫「わたしたちの主また神よ、あなたは、栄光と尊貴と力とを受けるにふさわしいです。あなたは万物を創造され、あなたのみこころのゆえに、万物は存在し、創造されたからです」。(回復訳)

啓示録7章

7:10彼ら(印を押された⓬十四万四千人)は大声で叫んで言った、⓭「救いは、御座に座すわたしたちの神と小羊にあるように」。
7:11すべての御使いは、御座と長老たちと四つの生き物との周囲に立った。そして、御座の前にひれ伏し、神を礼拝して
7:12言った、⓮「アーメン。祝福と栄光と知恵と感謝と尊貴と力と勢力とが、わたしたちの神に永遠にわたってあるように。アーメン」。(回復訳)

啓示録11章

11:15第七の御使いがラッパを吹いた.すると、天に大声があって言った、⓯「世の王国は、わたしたちの主とそのキリストの王国となった.彼は永遠にわたって支配される」。
11:16すると、神の御前で自分の座に着いている二十四人の長老たちは、ひれ伏して、神を礼拝し、
11:17言った、⓰「今おられ、昔おられた主なる神、全能者よ、あなたに感謝します。あなたはご自身の大いなる力を用いて、支配されたからです。」(回復訳)

1️⃣霊の中に天の御座へと近づく

❶霊と真実の中で礼拝するとは、どうすれば良いのでしょうか。

ヨハネは、黙示録4章で、❶「霊の中にいた」と言っています。すると天に入り、❷「御座が天に据えられていて、その御座に座している方がおられた。」と言っています。

まず、霊の中に入ることが、第一段階です。サンダー・シングが祈りと瞑想の恍惚(エクスタシー)の中で経験したように、霊の中に入り、天の御座に近づくことです。御座の周囲には❸二十四の座があり、その座には二十四人の長老たちが白い衣をまとい、頭に金の冠をかぶって座しています。
審判が近づき、御座からは、❹いなずまと声と雷鳴とが発しています。そして❺🔥七つのともし火が、御座の前で燃えています。この🔥七つのともし火は、神の❻🔥七つの霊です。

*「ここの七つのともし火は、出エジプト記第25章37節(出25:37)とゼカリヤ書第4章2節(ゼカリヤ4:2)の、燭台の七つのともし火に基づいています。*神の七つの霊である七つの火のともし火は、神の七倍に強化された霊の照らしと探りを象徴しています。出エジプト記第25章とゼカリヤ書第4章の七つのともし火は、神の動きにおける神の霊の照らしを象徴していますが、それは幕屋のためであれ宮の再建のためであれ、神の建造のためです。ここの七つのともし火は、神の裁きのためですが、やはり神の建造―新エルサレムの建造という結果になります。」(回復訳フットノート)

2️⃣聖なるかな!次元、空間、時間を超越して存在するお方!

❹いなずまと声と雷鳴とが発している中、四つの生き物は、昼も夜も休みなく讃えます。「聖なるかな!」は、大声でなければ聞こえないはずです。

❼「聖なるかな聖なるかな聖なるかな。主なる神、全能者、昔おられ、今おられ、やがて来ようとしておられる方」と。

聖なるかな!主なる神(聖なる次元にいる神)

Ⅱ全能者!(空間を超え普遍的な全能者)

Ⅲ昔おられ、今おられ、やがて来ようとしておられる方!(時間を超える永遠の存在者)

次元、空間、時間を超越して存在するお方を崇めるのです。

3️⃣❽栄光と尊貴と感謝とをささげる!

四つの生き物が、御座に座している方に、永遠にわたって生きている方に、❽栄光と尊貴と感謝とをささげています。

4️⃣御前に❾ひれ伏して、金の➓冠を投げ出せ!

長老たちは、御前に❾ひれ伏し、永遠にわたって生きている方を礼拝する。そして、御座の前に彼らの➓冠を投げ出すと言っています。ここでは、行動として、ひれ伏して、金の➓冠を投げ出す(主に心を明け渡す)ことです。

5️⃣栄光と尊貴ととを受けるにふさわしい方!

万物を創造され、みこころのゆえ万物は存在している!

長老たちは言います。⓫「わたしたちの主また神よ、あなたは、栄光と尊貴と力とを受けるにふさわしいです。あなたは万物を創造され、あなたのみこころのゆえに、万物は存在し、創造されたからです!」と。

6️⃣救いの御業を讃えよ!

⓬十四万四千人の聖徒は大声で叫んで言います。⓭「救いは、御座に座すわたしたちの神と小羊にあるように!」

7️⃣祝福と栄光と知恵と感謝と尊貴と力と勢力とが、わたしたちの神に永遠にわたってあるように!
すべての御使いは、御座の前にひれ伏し、神を礼拝して言います。⓮「アーメン。祝福と栄光と知恵と感謝と尊貴と力と勢力とが、わたしたちの神に永遠にわたってあるように!アーメン」*神の七つの霊である七つの火のともし火は、神の七倍に強化された霊の照らしと探りを象徴していますとありましたが、神の七つの特性が永遠にありますように!と祈ります。

8️⃣主の支配を讃えよ!世の王国も主とキリストの支配に入った

天に大声があって言った、⓯「世の王国は、わたしたちの主とそのキリストの王国となった.彼は永遠にわたって支配される」。
すると、二十四人の長老たちは、ひれ伏して、神を礼拝し、言った、⓰「今おられ、昔おられた主なる神、全能者よ、あなたに感謝します。あなたはご自身の大いなる力を用いて、支配されたからです」と。神と御子の支配がなった!すでに完成した!時間と空間を支配される主に感謝を捧げよ!

1️⃣〜8️⃣は、天の礼拝の様子です。この礼拝が、❶霊と真実(霊とまこと)の中での礼拝の見本なのですね。ハレルヤ!

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