副島隆彦氏は言う。
「私はすでに『日本人が知らない 真実の世界史』(日本文芸社刊 2018年)という本を書いた。ここで、イスラエル人のテルアビブ大学の歴史学のシュロモー・サンド教授(今、77歳)が、ハッキリと、「古代ユダヤ人(初期のユダヤ人)とは、今のパレスチナ人だ」と書いた。
「古代ユダヤ人は、商人として地中海世界に脱出していった者たち(ディアスポラ Diaspora 大離散)以外は、農民になって、現在のパレスチナ人になったのである」という驚くべき学説を発表した(1987年)。シュロモー・サンド教授は、イスラエルや欧米世界で、軽く見られているおかしな学者ではない。イスラエル政府も敬意を払っている一流の学者だ(存命)。」
わたしも、同様に考え、以前記事にしていた。
https://adonaiquovadis.hatenablog.com/entry/2016/04/21/021057
多くは、イスラム化したが、ガザには、クリスチャンもいる。10月に空爆された病院は、キリスト教系アル・アハリ・アラブ・バプテスト病院であった。少なくとも500人が死亡したと発表されている。
現在、イスラエルとパレスチナにはおよそ20万人のパレスチナ人キリスト教徒が住み、世界で最も古いクリスチャン・コミュニティーの子孫たちである。彼らは、エルサレムから逃げ、国内に留まった弟子たちの子孫なのだろう。