先月、親類の葬儀に父を連れて諏訪へ向かいました。その時の話です。
今回は、聖霊の導きでしょうか、長時間高速を移動しましたが、通夜に間に合いません。遅れてでも行こうと思っていると、腰は痛み、大雨が降り出し、高齢の父は「明日行くからもうやめよう」と言いました。
翌朝、時間があったので近くの諏訪大社上社を見学しました。守矢資料館に寄りたかったのですが休館で残念でした。
上社の御神体は、守屋山(モリヤ山)です。どこかで聞いたことがありませんか?この神社では、御頭祭という創世記のモリヤ山でアブラハムがイサクを捧げた場面と同じ劇を行う祭がありましたが、残念ながら今は演じていません。
この上社の神長官の守矢氏の家紋が、以下の不思議なマークです。
古来、ローマの支配下にあった地域から、ユダヤ人(キリスト教徒?)が逃げ、この国に「秦」「太秦(ローマという意味)」と名乗ってやってきたと聞きますが、この神社にはその証拠を目の当たりにするような共通項が多いのです。日本人の先祖にこの原始キリスト教の方たちがいたとしたら、光栄ですが、弥生時代に福音の伝達がうまくいかなかったのか、キリスト教というには、様変わりしています。わたしは、今の土着の宗教になり下った神社を参拝はしません。
葬儀では、いつも花屋に葬儀用花束を作ってもらい持って行きます。
葬儀で焼香があるなら、あらかじめ、「わたしはクリスチャンですから、お花をあとで納棺してあげてください」と親族に告げ、喪主に花束を渡して焼香せず、証示(あかし)の良い機会とします。
今回は、納棺だけ立ち合いましたが、父が花束を一緒に入れると、遺体の顔が赤らんできたので、親族は大変に喜んでくれました。ただ蘇生はしませんでした。
久々の帰郷も良いものです。