神の至聖所 ~聖書とキリストの啓示より~

 神の臨在(至聖所)の中で開かれる聖書の啓示を紹介します。聖書の日本語訳に疑問を持ったのを切掛けに、プロテスタント、カトリック、ユダヤ教などに学び、終末預言や聖書解釈の記事も載せていきます。栄光在主!

艱難前でも後でも心構えは同じ

あなたは携挙がいつあると思いますか。艱難前ですか?艱難後ですか?艱難中ですか?私はどちらでもいいんです。しかし、確かなのは今の世は、すでに艱難の時代に入っています。災害、疫病、戦争、迫害、人心の乱れ、ハロウィンで現れた地獄絵を見ると、我々はすでに艱難の時代にいるのです。

梨泰院の地獄

https://gendai.media/articles/-/101873

 

 

核戦争はすでに77年前に広島、長崎で始まりました。中国で勾留されている秋雨聖契教会の王牧師、長老たちをはじめ多くの迫害を受けるクリスチャンたちのことを考えます。
艱難は、これからもっと激しくなります。どのくらいの人類が生存できるかどうか?黙示録には、人間の三分の一が殺されるとあります。

「その声は、ラッパを持っている第六の天使に向かってこう言った。「大きな川、ユーフラテスのほとりにつながれている四人の天使を放してやれ。」 四人の天使は、人間の三分の一を殺すために解き放された。この天使たちは、その年、その月、その日、その時間のために用意されていたのである。 その騎兵の数は二億、わたしはその数を聞いた。 わたしは幻の中で馬とそれに乗っている者たちを見たが、その様子はこうであった。彼らは、炎、紫、および硫黄の色の胸当てを着けており、馬の頭は獅子の頭のようで、口からは火と煙と硫黄とを吐いていた。 その口から吐く火と煙と硫黄、この三つの災いで人間の三分の一が殺された。 馬の力は口と尾にあって、尾は蛇に似て頭があり、この頭で害を加えるのである。」
‭‭ヨハネの黙示録‬ ‭9‬:‭14‬-‭19‬ 新共同訳‬
https://bible.com/bible/1819/rev.9.18-19.新共同訳 

 

携挙?我々は、いつ携挙によって艱難から救われるのでしょう?
艱難は、すでに始まっています。

人々が殺し合い、マスコミで嘘がまかり通り、食べるものもなく疲弊した人々がいる。マスクをし、人と接しない愛が冷えた自分本位な世界。性的に乱れたソドムとゴモラのような世界、そんな世界に今、我々はいるのです。

この艱難時代こそ、世の光としての我々の使命があるのではないか?今の教会は、この暗い艱難の中で、世の風潮に流されて、一緒に暗くなっているのではないか?

艱難時代だからこそ、暗い世を照らす世の光、汚れた世を浄化する地の塩の活躍場面がやってきたのではないでしょうか。

この暗い世で、携挙を待ち望むのではなく、主の来臨を待ち望むのです。それは、我々を通して現れる主の来臨、主の光、主の浄化であるべきです。

疫病や反キリストの政府が現れても、かえって力強いキリストの奇跡力を世に見せつける。

反キリストに立ち向かい、屈することがない生命をかけた生き様を世に見せつける。世の光になるチャンスなのだと思います。

携挙は、そんなキリスト者にこそやってきます。

王怡牧師は、中共の迫害に対して以下のように語っています。迫害に屈することのない決意がわかります。

https://adonaiquovadis.hatenablog.com/entry/2018/12/22/191000

暗い艱難時代に輝く光、世を浄化する。そのようなキリスト者に、携挙の祝福は与えられるのです。

では、艱難時代に、どのように歩むべきでしょう。

我々の贖いは、聖霊による保証の上に成り立つのです。

「神の聖霊を悲しませてはいけません。あなたがたは、聖霊により、贖いの日に対して保証されているのです。」
‭‭エフェソの信徒への手紙‬ ‭4‬:‭30‬ 新共同訳‬
https://bible.com/bible/1819/eph.4.30.新共同訳

迫害のときの心構えは、聖霊に頼ることです。

「会堂や役人、権力者のところに連れて行かれたときは、何をどう言い訳しようか、何を言おうかなどと心配してはならない。 言うべきことは、聖霊がそのときに教えてくださる。」」
‭‭ルカによる福音書‬ ‭12‬:‭11‬-‭12‬ 新共同訳‬
https://bible.com/bible/1819/luk.12.12.新共同訳

これから起こる数々の終末期の出来事も、祈りと主の臨在の中で聖霊に聴きながら乗り越えて行くのです。

「しかし、いつもあなたがたの内には、御子から注がれた油がありますから、だれからも教えを受ける必要がありません。この油が万事について教えます。それは真実であって、偽りではありません。だから、教えられたとおり、❶御子の内にとどまりなさい。」
‭‭ヨハネの手紙一‬ ‭2‬:‭27‬ 新共同訳‬
https://bible.com/bible/1819/1jn.2.27.新共同訳

 

 

携挙を待ち望む前に、主の力強い臨在とその御救いの現れを体現する生き方を身につけなければなりません。

「神は、おくびょうの霊ではなく、力と愛と思慮分別の霊をわたしたちにくださったのです。」
‭‭テモテへの手紙二‬ ‭1‬:‭7‬ 新共同訳‬
https://bible.com/bible/1819/2ti.1.7.新共同訳

「最後に言う。主に依り頼み、その偉大な力によって強くなりなさい。

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どのような時にも、“霊”に助けられて祈り、願い求め、すべての聖なる者たちのために、絶えず目を覚まして根気よく祈り続けなさい。」
‭‭エフェソの信徒への手紙‬ ‭6‬:‭10‬, ‭18‬ 新共同訳‬
https://bible.com/bible/1819/eph.6.10-18.新共同訳

「あなたがたは、終わりの時に現されるように準備されている救いを受けるために、神の力により、信仰によって守られています。 それゆえ、あなたがたは、心から喜んでいるのです。今しばらくの間、いろいろな試練に悩まねばならないかもしれませんが、 あなたがたの❷信仰は、その試練によって本物と証明され、火で精錬されながらも朽ちるほかない金よりはるかに尊くて、イエス・キリストが現れるときには、称賛と光栄と誉れとをもたらすのです。」
‭‭ペトロの手紙一‬ ‭1‬:‭5‬-‭7‬ 新共同訳‬
https://bible.com/bible/1819/1pe.1.5-7.新共同訳

特に新約聖書には、終わりの時の心構えがたくさん書かれています。携挙の祝福に至るために、世に妥協しない いさぎよい信仰が必要なのです。携挙は、艱難後でも艱難前でも艱難中でも良し。いつでも主の御心に従います。我々の心構えは、その❷信仰が、試練によって本物と証明され、火で精錬されながらも朽ちるほかない金よりはるかに尊いものになることです。艱難や迫害の中で、挫けず妥協しない証人として、イエス・キリストを現すのです。イエス・キリストの来臨のときには、艱難にも耐えた主への愛に対し、称賛と光栄と誉れとをもたらすのです。その秘訣は、❶御子の内にとどまりなさい〜です。