神の至聖所 ~聖書とキリストの啓示より~

 神の臨在(至聖所)の中で開かれる聖書の啓示を紹介します。聖書の日本語訳に疑問を持ったのを切掛けに、プロテスタント、カトリック、ユダヤ教などに学び、終末預言や聖書解釈の記事も載せていきます。栄光在主!

われわれの信仰とは6〜周波数を合わせよ!

今まで、信仰(ピスティス)とは、2つあることを述べました。その一つは、キリストご自身のピスティス(信仰、信実、真実、実体化)。キリストは、ご自身のピスティスで、救いのわざを完遂されたのです。もう一つは我々側のピスティス。我々が、そのキリストの救いを受けるために主に求めて近づき、近接し、共に歩むピスティス(信仰、信実、真実、実体化)です。

つまり救いを完成したキリストのそのピスティス(信仰、信実、真実、実体化)に乗っかって救いを得ることです。

さて、では、天に上がったキリストにどうやって近づくのでしょう。キリストに実際に出会う体験をした、敬愛する師は、興味深い話しをしています。

それは、天のキリストとの通信、同調です。

敬愛する師の話より

『キリストと一つ波長に』
キリストは、「父の家には、すまいがたくさんある」と言われた。エルサレムの神殿跡を見ても、神殿の周囲には旅人や僧が宿泊できるように、いっぱい家があります。そういうことを思い浮かべて言われたのかもしれません。けれども天国における場は、地上における場所とは違います。むしろ、「あの人とは波長が合う」などというのに似ています。たとえばテレビでも局によって周波数が違います。それで、チャンネルをその周波数に合わせると画像を観ることができます。合わせなければ画像が出てきません。それと同様に、天国における場は、心の波長というか、魂の波長が合うことが大事なのです。

それでキリストは、「どうかわたしに信じて、わたしと一つになってほしい」と言われました。「そうでなければ、わたしが現在いる境地にあなたがたは来られない。だが、わたしが地上において父なる神と一つとなって生きているように、あなたがたも深くわたしに信じ込むならば、あなたがたも同様の体験をするであろう」と言おうとされるのです。

私たち原始福音の信仰に生きる者は、キリストに信じて心の場の転換を引き起こす聖霊経験をもち、霊的なことを大切にして生きています。ですから、そのような霊の場というべき心の場をもたずに生きている人とは、どうしても話が通じません。話しても水掛け論になります。けれども、その人がひとたび聖霊に触れて回心(コンバージョン)し、霊的な場がその人の心に開けさえすれば、その霊的な場において、ものを考え、感じるようになって、聖書を読んでも「アーメン、アーメン、そうだ、そうだ」と、よくわかるようになります。

キリストは、「場所の用意ができたら、あなたがたをわたしのところに迎えよう。そして、いつまでもわたしたちはお互い会うことができる」ということを言われた。キリストはそのような、愛の中で一つに結びつける場を備えるために十字架にかかられました。ご自分のもちたもう聖霊の愛を皆に与えることを通して、弟子たちを一つになさいました。

幕屋の信仰の不思議はそこにあります。お互いはずいぶん違う者同士だが、どうして熱く愛し合うのだろうか。これは何だろうか。キリストという一つ御霊が愛させるのです。

私たちが愛し合うのは、霊的な場が一つだからです。「あなたがたのために場所を備えに行く」と言われるのは、霊界における場の一致、心の一致、波長の一致をいうのです。それが違うならば、どうしても話が通じません。心が、霊が、愛が通じないからです。

だからこの時、キリストは弟子たちを見て、「わたしのおる状況にあなたがたはいない。だから今はどんなに話しても、話が通じない」とお嘆きでした。しかし、「わたしのいる所にあなたがたもおらせるだろう」と言われたことが、ついに実現した。ペンテコステの日に、聖霊が120名の者に臨んだ時に、皆が一致団結して、キリストにある激しい愛と熱い信仰をもって沸きたちました。

私たちはどんなときも、キリストの御心に波長を合わせて、キリストと一つになって地上の信仰生涯を全ういたしとうございます。

〜以上、敬愛する師の話より

 

 

現代では、電磁波(電波)と人体の共鳴が医療で利用されています。

電波は、波であり、波動です。音叉が2本の棒の共鳴で音を出すように、電波には、周波数があり、その周波数に共鳴すればラジオは音を出し、テレビは画像を現し、スマホで会話ができるのです。同じように、人体にも共鳴する周波数があり、それを利用した治療が現代医療で用いられています。

その周波数を計算するのは、簡単です。

 

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アマチュア無線を長くやっており、よくアンテナを自作しますが、アンテナ長は、1/2λ、1/4λでも共振がおこります。

人体をアンテナにたとえれば、その長さに合った周波数を当てれば共振を起こします。

 

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私の好きな科学者で発明家のニコラ テスラは、次のように言っています。

“If you want to find the secrets of the universe, think in terms of energy, frequency and vibration.”
~ Nikola Tesla.

 

「宇宙の秘密を見つけたいなら、エネルギー、周波数、振動の観点から考えよ!」

テスラは、天才です。

しかし、今、科学は量子力学に注目しています。

量子もつれ(エンタングルメント)が、発見され、未来の通信に革命を与えると予感しています。

量子もつれ(エンタングルメント)とは、粒子同士に強い結びつきができる現象です。いったん二つの粒子に量子もつれの関係ができると、どんなに遠く引き離されても、なぜか互いのことが分かるのです。片方の粒子の状態が変化すると、それに応じてもう一方の粒子も瞬時に変化するというのです。

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https://www.tokyo-np.co.jp/article/209719

 

どんなに離れていても、瞬時に二つの量子間の関係が成立するのですから、これを通信に利用すれば時差なく瞬時に135億光年(138億とも言われる)先の宇宙の果てとも交信でき、会話できると私自身は考えています。いや、それどころか、脳細胞や肉体を形成する量子全体が、エンタングルメントすれば、テレパシー(以心伝心)どころではない、とんでもないことが可能になります。

光速を超えるエンタングルメントを利用すれば、時空間を越えて瞬時に移動することも可能です。神が同時に複数の場所に遍在されるのも説明できます。

量子力学が聖書の記事の真実(事象)が可能であることを確認したのです。

霊の世界は、風にたとえられています。

「風は思いのままに吹く。あなたはその音を聞いても、それがどこから来て、どこへ行くかを知らない。霊から生まれた者も皆そのとおりである。」」
‭‭ヨハネによる福音書‬ ‭3‬:‭8‬ 新共同訳‬
https://bible.com/bible/1819/jhn.3.8.新共同訳

風は、目には見えないが、確かに空気の流れです。霊は、電波のように目には見えないが、確かに情報を伝えてくれます。

そして聖霊は、キリストのことばを伝える存在です。

聖霊が、あなたがたにすべてのことを教え、わたしが話したことをことごとく思い起こさせてくださる」とあります。

 

それは、まさにイエス キリストが弟子たちに熱心に伝えようとしていた内容と一致する現象なのです。しかし、当時のお弟子たちは、容易には理解出来なかったようです。なぜなら、ヨハネ伝だけが複数回その内容を伝えているからです。

ヨハネ14章(回復訳)

「わたしが父の中におり、父がわたしの中におられることを、あなたは信じないのか? ❶わたしがあなたがたに語る言葉は、わたしが自分から語るのではない.わたしの中に住んでいる父が、ご自身のわざを行なっておられるのである。
わたしを信じなさい.わたしは❷父の中におり、父はわたしの中におられる.しかし、もし信じないなら、❸わざそのものによって信じなさい。
まことに、まことに、わたしはあなたがたに言う.❹わたしの中へと信じる者は、わたしが行なうわざを行なう.❺そればかりか、もっと大きなわざを行なうのである.なぜなら、わたしが父に行くからである。」

ヨハネ伝14:10-12(回復訳)

❶わたしがあなたがたに語る言葉は、わたしが自分から語るのではない。

〜まさに、以心伝心状態です。

❷父の中におり、父はわたしの中におられる。

〜キリストと創造主との脳細胞がエンタングルメントしているのでしょうか。いや、霊的にエンタングルメントしているのでしょう。

この世では霊的な障りは、よくあることですが、そちらは悪しき霊とのエンタングルメントと言って良いでしょう。

しかし、父なる神とキリストの霊に絡れるエンタングルメントについては、創造主との合一であり、キリストは「❹わたしの中へと信じる者となれ」と語っているのでしょう。

❸わざ(複数)そのものによって信じなさい。

〜「よこしまで神に背いた時代の者たちはしるしを欲しがるが、ヨナのしるしのほかには、しるしは与えられない。」そして、イエスは彼らを後に残して立ち去られた。」
‭‭マタイによる福音書‬ ‭16‬:‭4‬ 新共同訳‬
https://bible.com/bible/1819/mat.16.4.新共同訳

ヨナのしるしとは、十字架のみわざです。キリストは、我々の罪のために十字架上で刺し通され、恥を受け、死して、葬られました。そして、三日後に復活したのです。

この十字架と復活を、三日間、魚の中にいたヨナになぞらえたのです。

❹わたしの中へと信じる者は、わたしが行なうわざを行なう

〜その「わざ」は、複数形です。つまり、キリストが行なった救いのみわざや数々の奇跡。

そればかりか、もっと大きなわざを行なうのである.〜キリストの中へと信じる者とは、キリストの思いとエンタングルメントした者なのでしょう。

どんなわざが可能なのか?マルコ伝にあります。

「信じる者には次のようなしるしが伴う。彼らはわたしの名によって悪霊を追い出し、新しい言葉を語る。 手で蛇をつかみ、また、毒を飲んでも決して害を受けず、病人に手を置けば治る。」」
‭‭マルコによる福音書‬ ‭16‬:‭17‬-‭18‬ 新共同訳‬
https://bible.com/bible/1819/mrk.16.17-18.新共同訳

「❺そればかりか、もっと大きなわざを行なうのである.なぜなら、わたしが父に行くからである。」

確かに、この量子もつれを応用すれば、人知を越えるキリストの思いや霊と同調し、エンタングルメントして一体化し、大奇跡を見ることになるでしょう。

わたしは❷父の中におり、父はわたしの中におられる.しかし、もし信じないなら、❸わざそのものによって信じなさい。
まことに、まことに、わたしはあなたがたに言う.❹わたしの中へと信じる者は、わたしが行なうわざを行なう.❺そればかりか、もっと大きなわざを行なうのである〜と言われるとおりになるのです。

敬愛する師が語っていた「霊界における場の一致、心の一致、波長の一致」を得る為に、キリストとの霊的一致を実現するために、聖霊体験を持たない者は、まず聖霊を求めましょう。そして、キリストに近接し、キリストと共に生きる日々を目指して生きとうございます。

「しかし、弁護者、すなわち、父がわたしの名によってお遣わしになる聖霊が、あなたがたにすべてのことを教え、わたしが話したことをことごとく思い起こさせてくださる。」
‭‭ヨハネによる福音書‬ ‭14‬:‭26‬ 新共同訳‬
https://bible.com/bible/1819/jhn.14.26.新共同訳

「あなたがたの上に聖霊が降ると、あなたがたは力を受ける。そして、エルサレムばかりでなく、ユダヤサマリアの全土で、また、地の果てに至るまで、わたしの証人となる。」」
‭‭使徒言行録‬ ‭1‬:‭8‬ 新共同訳‬
https://bible.com/bible/1819/act.1.8.新共同訳