祈りの中で、仕事をしない職員について、腹立たしく思う心がありました。また、政治家を使って私腹を肥やす何某に関わる問題についても、腹を立てている自分がいると示されました。
祈りは、自分が祈るのではない。祈りの主体は、キリストご自身でなければ、気を散らす雑念と怒りや肉的な考えに邪魔されます。
夜の祈りは、自分の心(魂)の現れでもありました。罪深い人間は、祈りすらまともにできないのです。
落ち着いた、集中した祈りは、キリストご自身が代わりに祈るときにはじめて可能になります。はじめて天と繋がります。そして、聞かれるのです。自身がキリストと一体化するというより、祈りを手助けしてもらうのです。異言の祈りも、そのひとつの大切な祈り方です。
今夜示されたのは、赦せない心は、❶天国の鍵を閉めてしまうという畏れ多い内容です。
「シモン・ペテロが答えて言った、「あなたはキリスト、生ける神の子です」。
すると、イエスは答えて言われた、「バルヨナ・シモン、あなたは幸いである.あなたにこのことを啓示したのは❷血肉ではなく、❸天におられるわたしの父である。
そこでわたしもあなたに言う.あなたはペテロである.わたしはこの岩の上に、わたしの召会を建てる.ハデスの門も、それに勝つことはない。
わたしはあなたに❶天の王国のかぎを与える.あなたが❹地上で縛るものはすべて、天で縛られていたものであり、あなたが❺地上で解くものはすべて、天で解かれていたものである」。」マタイ伝16:16-19(回復訳)
「❶天の王国のかぎを与える.あなたが❹地上で絞るものはすべて、天で絞られ、あなたが❺地上で緩めるものはすべて、天で緩めるであろう」(私訳)
「彼はこう言って、彼らの中に息を吹き込んで言われた、「❻聖霊を受けよ。
あなたがたがだれの罪を赦しても、その人の❼罪は赦される.また、あなたがたがだれかの罪をとどめておくなら、その人の❽罪はとどめておかれる」。」ヨハネ伝20:22-23 (回復訳)
❶天国の門の鍵は、畏れ多い力を秘めた鍵です。それは、❷血肉ではなく、❸天におられる父からの啓示を受け、❹地上で縛るものはすべて、天で縛られていたものであり、❺地上で解くものはすべて、天で解かれていたものとなります。それは、❻聖霊を受けた者が、だれかの罪を赦しても、その人の❼罪は赦され.また、だれかの罪をとどめておくなら、その人の❽罪はとどめおかれるということと同じです。
この鍵は、天国に入るか否かの鍵であり、生死を分ける鍵でもあります。しかし、この鍵には、大きな謎かけ(トラップ)があります。
人を赦さず、罪定めすることは、就ち、天国の鍵を閉じてしまうことなのです。人を赦さず、罪定めすることは、天国の門を閉めてしまい(正確にはカメラのレンズを絞るように)、自分も入れなくなる可能性があるのです。
主の話された「赦し」の聖句を列挙します。
「わたしたちの負い目を赦してください、 わたしたちも自分に負い目のある人を 赦しましたように。」
マタイ6:12 新共同訳
「もし人の過ちを赦すなら、あなたがたの天の父もあなたがたの過ちをお赦しになる。」
マタイ6:14 新共同訳
「しかし、もし人を赦さないなら、あなたがたの父もあなたがたの過ちをお赦しにならない。」」
マタイ6:15 新共同訳
「イエスは言われた。「あなたに言っておく。七回どころか七の七十倍までも赦しなさい。」
マタイによる福音書 18:22 新共同訳
「あなたがたの一人一人が、心から兄弟を赦さないなら、わたしの天の父もあなたがたに同じようになさるであろう。」」
マタイによる福音書 18:35 新共同訳
「これは、罪が赦されるように、多くの人のために流されるわたしの血、契約の血である。」
マタイ26:28 新共同訳
「また、立って祈るとき、だれかに対して何か恨みに思うことがあれば、赦してあげなさい。そうすれば、あなたがたの天の父も、あなたがたの過ちを赦してくださる。」」
マルコ11:25 新共同訳
「そう言ってから、彼らに息を吹きかけて言われた。「聖霊を受けなさい。 だれの罪でも、あなたがたが赦せば、その罪は赦される。だれの罪でも、あなたがたが赦さなければ、赦されないまま残る。」」
ヨハネ 20:22-23 新共同訳
祈るとき、だれかに対して何か恨みに思うことがあれば、赦してあげなさい。そうすれば、あなたがたの天の父も、あなたがたの過ちを赦してくださる〜と祈りの中で主は語られるのです。
https://www.makuya.or.jp/teshima-527-tennom/
あゝ、この赦しの聖句のもっと深い奥義が、示されています。この聖句は、主ご自身が語られているということです。主なるYHWHの愛の深さに、涙が出て止まりません。感謝、感謝、感謝!ハレルヤ!
力ある主の救いの福音を伝えていきたいのです。