神の至聖所 ~聖書とキリストの啓示より~

 神の臨在(至聖所)の中で開かれる聖書の啓示を紹介します。聖書の日本語訳に疑問を持ったのを切掛けに、プロテスタント、カトリック、ユダヤ教などに学び、終末預言や聖書解釈の記事も載せていきます。栄光在主!

二千年前に書かれた終末預言 ~核戦争なのか

この預言が2000年前に書かれたとは。驚くべき内容です。

新約聖書 第Ⅱペテロ3:7-15

「しかし、今の天と地は、その同じ言によって保留され、不敬虔な者たちの裁きと滅びの日へと、❶火で焼かれるために取って置かれているのです。

しかし、愛する者たちよ、あなたがたはこの一事を見逃してはなりません。にあっては、一日は千年のようであり、千年は一日のようです。

ある人々が遅れていると思っているように、は約束を遅らせているのではありませんは、❷だれも破壊に遭うことがなく、すべての者が進んで悔い改めに至ることを望んで、あなたがたに対して辛抱強くあられるのです。

しかし、の日は盗人のように来ます。その時、❸天は大音響と共に消え去り、諸元素は強烈な熱で燃えて崩壊し、地とその中のわざは焼き尽くされます。

これらすべての物が、このように崩壊していくのであれば、あなたがたはどのような人となって、聖なる生活態度と敬虔を持ち、の日の到来を待ち望み、また早めればよいのでしょうか? この日のゆえに❹天は燃えて崩壊し、諸元素は強烈な熱で燃焼し、融解するのです。

しかし、わたしたちは彼(キリスト)の約束にしたがって、義が住む、❺新しい天と新しい地を待ち望んでいます。

こういうわけで、愛する者たちよ、あなたがたはこれらの事を待ち望んでいるのですから、❻しみもなく傷もなく、平安の中で、によって見いだされるように励みなさい

そして、わたしたちのの辛抱強さを、救いであると思いなさい。」(以上聖書 回復訳より)

 

この預言が2000年前に書かれたとは。驚くべき内容です。

第Ⅱペテロでは、❶ノアの時代にこの世は水によって聖められ、次に火で焼かれるために取って置かれていると書いてあります。それも❸天は大音響と共に消え去り、諸元素は強烈な熱で燃えて崩壊しとあります。ご存知のように核爆発とは、元素の核分裂です。もし、核のことだとしたら、2千年前にそれを書いていることが驚異です。昔の人が想像できたことでしょうか。地とその中のわざ(造られたもの)は焼き尽くされると、また、❹天は燃えて崩壊し、諸元素は強烈な熱で燃焼し、崩壊(融解)するとあります。まるで今の時代の核爆弾をその原理からわかっているようです。直訳に近い回復訳だから理解できました。

そのあとで❺新しい天と新しい地がやってきます。❻しみもなく傷もなく、平安の中で、キリストによって見いだされるように(携挙でしょうか)励みなさい

そして、わたしたちのが辛抱強くさばきの約束を遅らせていることを、救いであると思えと言っているのです。

【回避への道】

だれも、このさばきから逃れることはできないのでしょうか。この火による聖めをノアのように抜け出るための道が示されています。

だれも破壊に遭うことがなく、すべての者が進んで悔い改めに至ることを望んでいると言っています。

悔い改めとは、「祈りの中で65」でも述べましたが、福音の初めの言葉から学べます。

「そして言われた、『時は満ちた.の王国は近づいた。❼悔い改めて福音を信じなさい』。」(マルコ1:15回復訳)

悔い改めを直訳すると、

ギリシャ語(metanoeite)「心を入れ替える」 ヘブル語(shubu)「戻る」です。

 神の国が近づいたのだから、その支配(臨在)のもとに❶戻りなさい、福音を信じなさい~と言っています。すべての者が進んで神の支配=神のおられるところ(臨在)に戻ることです。この方以外に救いはないのです。くわしくは、このブログ全体でも説明しています。 

 は約束を遅らせているのではありませんは、すべての者が進んで悔い改めに至ることを望んで、あなたがたに対して辛抱強くあられるのです。しかし、その日は盗人のように(家の人が気づかないうちに)突然来るのです。

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